Uターン移住スタート!

Uターン移住
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大都会東京での生活を切り上げ、
のんびり生活を始めたはいいものの…!?
待っていたのは、不便さと自由でした。
「田舎暮らし編」を書きます。

田舎のペーパードライバー=役立たず!?

意気揚々とは少し違う。
でも、都会の喧騒に心の豊かさを失いかけていたからこそ。
上京してから18年ぶりになる千葉での生活には、私にとって「原点に帰る」意味がとても強く、
自然に囲まれて、フリーランスの道を選んだがゆえの時間のゆとりも一気に手にできる。
そう思いながら、引っ越しの当日は東京を離れることへの感傷も思っていたより少なかった気がします。

ただ、それでも送り出してくれた職場仲間のことを思い出すと、「寂しいです…!」とためらいなく伝えてくれた彼女たちと離れ離れになることへの不安はありました。

これまでは仲間がいて、朝出勤すればそこには仕事が待っていて、快適にライティングできる環境がすべて整っていて。
自分が機嫌があまり良くないときも、筆が進むときも。
長く勤めていたこともあると思いますが、話しかけるタイミングまで見計らってくれる「チーム」がそこにはありました。

どうしてそんな恵まれた環境から離れようと思ったのか。
その理由は本当にたくさんありますが…
これからの人生を考えたときに、「自分の力で収入を作り出せる理想的な働き方がしたい」と思ったんです。

1日の大半を業務と通勤時間に充てると、自分に投資できる残り時間はほんの少し。
それでも器用にスキルアップにつながる勉強をしたり、今思えばオンラインのスクールにも希望が出せた。
でも、それも「今思えば」です。
その時は、時間に追われている感覚が拭えないままに朝が来て、出勤の時間に満員電車で疲弊しながら仕事に取り掛かって…
クリエイティブと呼べる仕事をしていたのだと思います。
「思います」というのは、それこそ業務にはある程度のひな型が用意されていましたし、オリジナリティは欠かせないものの、自分の力だけではなくて足りないところは補ってもらえる環境にありました。
もちろん、足りないところがない人もなかにはいて。
助けてもらわなくても結果を出している人はいましたが、私はそうはなれませんでした。
言い訳かもしれませんが、いつも自分が書くものに自信を持ちきれない状態だったこともあり。
なかなか「新しいスキル」「別の分野の勉強」に踏み出そうとは思えなかったです。

あとは…
今後の人生について考える大きなきっかけになる出来事もあって、
(この出来事についてもまた別の機会に書けたらいいなと思っています)
今ある環境から大きな一歩を踏み出して、「自分の力で稼げるようになりたい!」と一念発起。

私が考えた「自分の力で稼ぐ」の意味は、会社に属さない形で収入源を見つけたり生み出したりすること。
通勤の時間も、まるっと。
起きた瞬間から地続きにある「時間」を有効活用して、頭の中にある理想を現実にしたいと思いました。
会社に着いてからが仕事じゃなくて、どこにいても思いついたことやアイディアを活かせる方法が何かあるんじゃないか。
そんなことを考えながら過ごしていた時に、様々な媒体でwebライターとしての働き方があることを知りました。

少しタイトルと逸れてしまいましたが、そのような経緯があって「はじめは」実家に甘える形にさせてもらい。
Uターン移住と称して、晴れてなのか何なのか。フリーランス・独立。
言葉だけ見聞きすれば格好のつく隠れ蓑のもとスタートさせた生活に待ち受けていたのは、不便さと自由でした。

形だけのゴールド免許

上京する前に「田舎では免許必須」の暗黙の了解に倣い、マニュアルで免許は取得済みです。
私の実家はもともと兼業農家だったので、軽トラックの運転ができなければ畑の手伝いはできませんでした。
というよりは、出来たほうが何かと便利だったので。
自然な流れでマニュアル免許を取るために教習所に通って、無事に卒業。
クランクか何かで縁石に乗り上げたか何かして、一度卒検には落ちていますが、学生時代はそんなこと気にせずに「あ~あ」くらいで再チャレンジした記憶がうっすらと。

マニュアルって難しいんですよね…!
スムーズにクラッチペダルを加減して踏みつつギアを入れ替えて、坂道発進も苦労したような気がします。
東京に行けば言わずもがな運転の機会はなく、気づけば免許更新通知が届いた時だけ、身分証明書がなくなる…!と更新だけ行き、無事故無違反のゴールド免許に進化していました。

そのまま実家に舞い戻り、いざ生活が始まると「移動手段がない」ことがネックになる場面が多々あります。
幸いにも実家でのネット環境は兄が整えてくれており、パソコン1台あれば世界と繋がれます。
明日はオンラインでの無料勉強会も控えていますし、感覚的には家で仕事を見つける第一歩をなんなく踏み出せている気がしている、のですが。

収納ツール1つ買うにも車が必要…?

今実家に住んでいるのは、平日は働きに出ている母と祖母、と私の3人。
当面の問題は、「東京から引き揚げてきた荷物の片づけ」になるわけです。

せっかくフリーランスになる一歩を踏み出したのだから、快適な環境で仕事がしたい!

1つ前の「東京生活編」には書きましたが、私はミーハーです。
スタバでおしゃれにMacのパソコンを開きたいし、家でもなんだかおしゃれなデスク周りにして朝起きたらパソコンをつければすぐに仕事できる状況にしたい。

パソコンに疎いのでMacじゃなくてもいいから、せめて朝起きたら「そこに座れば仕事ができる」部屋にしたいのです。

そのためにはまず、東京で1度も引っ越さずに18年間住んだ1Kのアパートから引き揚げてきた荷物の全てをどうにか納めなくては…!

実家は広いので、いくらでも収納場所はあるものの、それも東京から引き揚げてくる娘がいると母がいらないものを処分してくれたおかげです。(本当にありがとう…(´;ω;`))

兄妹の幼い頃からの思い出の品もあっただろうに、娘の人生の一大転機に母は強い。
自分も平日は勤めがあり、91歳になる祖母の生活のフォローもしながら、私の荷物を収めるスペースを空けて待っていてくれていました。感謝感謝。

問題は、私が自分で設けたハードルをいかにして軽やかに越えていくか。
まずは部屋の中に運び込んだ段ボール入りの荷物をおしゃれな棚とかに飾り、いらないものは捨てていく。
「これはまだ着れるかな」と思える洋服たちも、よくよく考えれば去年か一昨年かその前か。
最後に腕を通したのがいつか分からないようなものばかりで、
おそらく、今ここで処分しても後悔することはないだろうと思うものばかり。
だからこそ思い切って捨てればいいものの、どことなく踏ん切りがつかないのは…
一人暮らしの生活の中で手に入れたアイテムであることには変わりがないから。
これにもお金がかかっているし…と思うと、えいや!と捨てるのにも勇気がいるというか。
「もったいない」んですよね。

でも、これを書きながら気づいたのですが、それではいつまでたっても物は減らないし、
いち早く快適に仕事ができる環境を整えたいのなら、捨てなくちゃいけないですよね。
(いらない洋服は明日資源ごみに出すから縛っておいて!と言われた母からのミッションは、このあといそいそと遂行します)
とにもかくにも、部屋を整理整頓するには、厳選したアイテムをいかに美しく収納するか、あるいは見せる収納として並べていくか。

ひとまずは、持ち込んだチェストの中に、靴下やらタオルハンカチやら。
細々としたものを綺麗に並べて、一目見れば何があるか分かるようにしたい。
まずはここを充実させたい気持ちが私の中での最優先なのですが、実家から1番近い100円均一やスリーコインズが入ったモールまでは歩いていくには少し遠い。
行けないことはないものの、徒歩だと往復で40分はかかるであろう距離です。
一応、兄から「使っていいよ」と言われている原付はあります。
ただ、バッテリーがあがりウインカーがつかない状態での運転はしてはいけません…。
となると。
電車に揺られて40~1時間に疲労困憊していた私が、徒歩での40分の買い物にいざ踏み出すことはあるのかないのか。
それよりも優先するべきは、目の前にあるパソコンの世界で仕事の足掛かりを何でもいいからつかむこと。
おしゃれな環境じゃなくても、たとえ掘りごたつで毛布にくるまった格好でも。
少しでも今できる作業を進めておかないと…と思うあまり、片付けの優先順位はころころと変更されて、私が1番に整えておきたい場所は後回しになるばかり。

SNS時代でも、シンデレラフィットのためには目視したい

通販で注文してもいいのですが、既存のチェストがあるので、そこに綺麗に収まるような間仕切りを手に入れるために。
やっぱり自分の目で見て、実際にサイズを測ってから購入したい気持ちがあるので…。
明日のオンライン勉強会までには、背景を変えるにしても。
万が一片付いてない部屋がちらりと映ったとしても、なんとなく害がなさそうな壁だけが映るようにはしておきたいところです。
もし今車があったとしても、PD歴18年の私がいきなり公道に出て運転し始めるのを母は嫌がるでしょうし、
現段階で最速の移動手段として出動準備ができている電動自転車の充電方法も聞き忘れましたし、風邪っぽいのかどことなくすっきりしない体調のもと。
あえて仕事のためと称して家から1歩も出ないのか、それとも自力で移動手段すら生み出せないポンコツフリーランスなのか。
これからの人生。
理想の生き方どころか、数キロ先のモールに行く手段すら見つけられない今、絶賛焦りがふつふつわき始めているこの頃です。

(ちなみに今日は、書いたブログの最下部にリンクを貼り付けるという作業ができました。精進精進。)


※次回は、私にも何らかの商品紹介が出来たらなと思っています。
オンライン勉強会についてか、また日記になるかもしれないですが、継続して書いていきたいです。

















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