そういえば

Uターン移住
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今日はクリスマスイブですね🎄

今日の私はといえば、溢れ出ている荷物をおされにチェストに収納するべく仕入れた「ツール」に収まりきらない洋服たちのことを想って若干途方にくれています。
思っていたよりも収納するべきアイテムが多く、まだまだ捨てないとダメかなあ…と。
ときめきはないものの、やっぱり「まだ使うかもしれない」という気持ちが捨てきれない今日この頃です。

収納ツールを手に入れるためには自分の足で行動しなければ始まりません。
数日もそもそと悩んだ挙句に、平日はがらんと人気のなくなる家の中で知らぬ間に蓄積されたであろう寂しさを土日で払拭し、満を持して月曜日に動き始めたのですが、
やっぱり徒歩で北風の吹きすさぶ中買い物に出かける勇気はなく、
ペーパードライバー歴うん年の私唯一の移動手段「電動付自転車」でいそいそと完全武装で出かけました。
ついでに「ばらつき始めたまつ毛も整えてもらお~っと♪」と、まつ毛パーマのサロンもちゃっかり予約したので、久しぶりのおもてなし待遇を受ける楽しみを胸に出発しました。
※クリスマスは家族とまったり平日ケーキを楽しむ予定です。色気づいた予定などありません。

🥂 向かったのは自転車で片道15分のショッピングモール内にある、スリーコインズとseria。
チェスト内を整理整頓する仕切りをいくつか購入し、ちょうど年末で母が家の大掃除に取り掛かっているのを見ていたので、母に使ってもらう用の書類整理BOXも購入してまつ毛パーマしてもらいにサロンへ。
もともと美容師をしていたこともあり、髪をいじってもらったり自分を綺麗にしてもらえる場所に行くのは気持ちが軽くなって気持ちよくて好きです。
初めてうかがうサロンさんなどはもちろん緊張するのですが、自分では手が回せないところを綺麗にしてもらえるのって最高の贅沢ですよね。
私の好きな言葉の中に神は細部に宿る、というものがありまして…。
私のまつ毛を綺麗にしたところで神様が来てくれるわけでもないでしょうが、やっぱり身なりに気を遣う行動が取れると、それだけで気分があがります。
手足の指先ですとかまつ毛ですとか、それこそ髪の毛もそう。
たとえ自己満足だとしても、整えておくと日常生活の中でその部分をネガティブに気にしなくて済むようになるから、ストレスゲージがぐんと下がる気がしています。

💫きっと、部屋の中・家の中を整える作業はそれと同じなんだろうなあと今思いました。
日常生活を営む上で、居住スペースと自分自身を整えるのは、「そこを気にせずに仕事や大切な人のことに全力没頭する」ことに直結するという…。

それ以外でいうと、普段関わりが多い対人関係なども含まれるかもしれません。
対人関係の断捨離という言葉、時々目にします。
私的には言葉の強さにも抵抗がありましたが、「一期一会」「ご縁は宝」という言葉もある中で、どうしてもそのふたつが同時に成り立つイメージが湧かなかったんです。
一度つながったご縁は尊いもの。
だから…それを、自分の気持ちやストレスゲージを減らすために切ったり、減らしたりする選択を浮かべる余地もありませんでした。
けれど、それはそれこそ、都会での暮らしの中での話だったのかなあ。
田舎ではコミュニティが狭い代わりに、ある程度見知った仲になればつかず離れずの距離を保つこともできます。(持論です)
私が住む地域に限った特性かもしれませんが、千葉は就職で東京に出るにも遠すぎない距離ですし、気持ちさえあれば通勤もできてしまう距離なので、
そういった意味では、私のようにUターン移住を決める人も少なくない、はず。
近頃は外房のほうに別荘を借りたり作ったり、Uターンでない移住をする人も多いので、ザ・古き良き価値観オンリーというわけではないのでしょう。
近頃の若者の価値観も取り入れつつ、ゆったりのんびりの時間の流れがある。
良いとこどりの地域にうまいこと住めているなあと感じながら、人付き合いに関してはそもそも人数自体が少ないので…汗
近所のコンビニに行くのに玄関を一歩出た先でお隣の家のお子さんが道路でサッカーの練習をしている、なんてこともないですから、顔を合わせる機会がないんです。
家同士が密接して立ち並んでいると、近くのコインランドリーに行くにも激しい寝ぐせ姿で外に出るということはしてませんでした。
とはいっても、そこは都会と田舎の違い。
少しばかり寝ぐせがついていようが寝たままのジャージ姿であろうが、すれ違う人たちは「休日の人」と認識してくれるだけで、それ以上の関心を向けることはありませんから楽さはありました。
所変わって田舎ではどうかというと。
たまたま面倒くさくて明らかなねまき姿で、油断してご近所の商店にお菓子を買いに行った時に小学校の時の同級生のおばあちゃんに遭遇しようものなら、結構な長い間こういわれるわけです。
「あそこの家の〇〇ちゃんはおっきくなったけど、なんだかパッとしないねえ」とか…?
実際に言われたわけではないので上手いセリフが思い浮かびませんでしたが、
どこどこの家の何々ちゃん、というキャッチフレーズが付くので、ただの「休日の人」とは認識してもらえないのですよね。
ですから、どちらかと言えば千葉に戻ってきてからのほうが人目を気にする機会が多くなったかもしれません。
とはいっても、いつもびしっと寝ぐせも整えた完璧な姿でいるわけじゃないんですが。
こちらだとすれ違う人みんなが何かしら、どこかで関わりがある人ばかりなので、「人間関係の断捨離」というのは難しい。
それこそ小学生時代とか、遡れば祖父祖母の時代からの古いつながりがあって同じ苗字だと、大体は親戚関係がある事実が発覚したりするくらいなので。

🧖 ←、これ「サウナに入る人」という絵文字らしいです。

言語化できたのは初めてですが、小さい頃からそういうなんというか…人付き合いの距離感の中で育ってきたので、都会での人付き合いの距離感に戸惑ったこともありました。
田舎ほどはラフに付き合えないけれど、人が多い分、つながりが増えるとその中から、自分の力で大切にするべきご縁を見極めなければいけない。
そんなことも分からず、好意を向けてくれる全ての人に全力投球で向き合い続けていたら、いつしか自分自身を大切にすることを忘れてしまったり。
世間知らずだったんですねえ。
「もしかしたらこの人はおばあちゃんの遠い親戚かもしれない」
と初めて会う人にも家族と同じような気持ちを向けることが普通だったので、東京に出てから同じ感覚でいると疲れることも多々ありました。
自分ではその理由にも気づかずに、上京してから十数年はそんな風に過ごしていた気がします。
それもあって、久しぶりに実家での暮らしで取り戻したかったのかもしれません。
笑顔を向けたら「あら、感じのいい子ね」と言われる環境。
所感ですが、東京で所かまわず笑顔を振りまいていたら、変な人に騙されるか変な人扱いされるかのどちらかでしたから💧

とにもかくにも、クリスマスイブにパソコンに向き合って「人付き合い」について考えている自分は、間違いなく恋愛モードではないなと改めて実感しました、良くも悪くも。

みなさん、メリークリスマス🌃
美味しいもの・甘いものを食べて過ごしましょう🍰

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